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「交通権を考える連絡協議会第2回総会」

式次第

1. 開会のあいさつ
2. 会長あいさつ
3. 議長選出
4. 議事
ア. 1992年度事業報告
イ. 1992年度決算報告
ウ. 1992年度会計監査報告
エ. 質疑応答
オ. 1993年度事業計画(案)
カ. 1993年度予算(案)
キ. 質疑応
5. 議長解任
6. 閉会のあいさつ


「会長挨拶」

曽我 則明

皆さん今日は、今日は日曜日のお忙しい所、沢山集まっていただき有り難うございます。 昨年7月の発足から1年を迎えようとしています。
この間、会として色々な点検活動とか、交通アクセスについて調査・研究等をしてきました。この会の設立によって色々な障害者の皆さんが余り声に出していなかったことについて随分声が出てくるようになりました。声が出てくると地域とか、行政とか、それから社会がこのままでは駄目だな、なんとかしなくては、、、。そういう状況あちこちに見られてきます。特に行政ではこのこの問題について耳を傾けてくれるようになって来た。それだけでなく、私達の願いが叶っていくように、それも出来るだけ早い時期に到達をみるというように。
 例えば地下鉄では、東豊線の開通と同時にエレベーターの時間制限が無くなりました。それから真駒内の自衛隊前駅にエレベーターが出来たり、この10年間でなんとか10位のエレベーターを新しく設置しようとか、平成5年度は二十四軒駅のエスカレーターの所にエレベーターをつける。現在は真駒内駅でエレベーターの設置に取り組んでいます。その後幌平橋駅に予定している。幌平橋では、地域住民の声が高まって来て、、との経緯もありますが。いずれにしろ私達が一番使う所、例えば大通り西19丁目には札幌市の社会福祉施設がありますが、18丁目駅にはエレベーターがありません。実は先日、18丁目駅で降りました。(分かっていたのですが)そうしますと、駅員さんが足りなくて両隣の駅から応援を呼びまして、2人ずつなんとか6人集まって、この私を車椅子ごと(120kg位あります)持ち上げてくれました。そうしましたら、上に着いた時6人の駅員さん達はもうへとへとです。特にこの18丁目駅は良く使うので、なんとかエレベーターを付けてほしい。 このように色々と声が上がっていって、出来上がっていくという過程にあります
 国際障害者年が終わって、アジア太平洋の10年ということでこれから出発していきますけど、交通権を通して、なお本当に私達の交通権が生存権につながっていくんだという事を大事にして、これからもこの運動を進めると共に、行政とか皆さんとの連携を深めながら、知恵と力を出し合い私達の要求を少しでも前に向けて行きたいと思いますので、皆さんのご協力をお願い致します。
以上で総会の挨拶と致します。ありがとうございました。

『議    事』

「議長選出」
事務局の推薦により 西村正樹さんを選出。
1992年度事業報告 事務局長:宮下 高
ア.7月12日
設立総会及び交通権考える集い−講演とシンポジュウムの開催
講師:三沢 了氏を招いて講演会を開き、シンポジュウムでは高森衛氏、我妻武氏、高橋由美子氏、新井宏氏にシンポジストとして発言していただき、講師及びシンポジストの発言をうけフリートーキングを行う。
イ.8月21日 
札幌手話サークル主催、北海道南ブロック研修交流会参加
ウ.9月26日
新千歳空港ターミナル調査・点検新空港オープン後の状況を調査・点検し、調査結果をまとめ改善箇所の要望書を提出。
エ.10月1日
会報発行
オ.10月11日
平和 ともに生きようデモ参加障害者の就職確保、交通移動・生活の保障などを訴え、また、PKO法の自衛隊カンボジア派遣に見られるように戦争への危険を批判し、「平和 ともに生きよう」をスローガンに約80名が大通り公園をデモ行進しました。
カ.10月17日<BR> 交通問題に関するアンケート調査障害者が交通機関を利用する時の不便感や改善点を知るため、加盟団体及び個人を対象にアンケート調査を実施し、約131名からの回答がありました。これをまとめ今後運動を進めるための資料づくりと各交通会社への要望書提出に活用しました。なお、詳細は別紙を参照してください
キ.11月26日
札幌厚生年金会館 懇談会、調査・点検 要望書提出厚生年金会館から会館改築にともない障害者用客室の設置と各設備の改善をしたいので、交通権の意見を聞きたいとの要請があり、懇談と施設の点検を行い、後に要望書を提出しました。
ク.12月 9日
JR北海道要望書提出 回答内容の詳細は別紙参照
3月  航空3社(JAL・ANA・JAS)、札幌市交通局(地下鉄・バス)、バス4社 (中央・道南・じょうてつ・JR)、北海道空港(株)、ハイヤー協会に要望書提出。一部回答内容は別紙参照。
ケ.その他
星置駅の利用に際して複数の障害者から駅員の障害者に対する人権無視の態度についての訴えで、交通権がJR北海道及び星置駅に対して二度とこの様な事のないようにとの抗議で改善される。今年度の反省として、事務局としては精一杯活動したと思っていますが、自分たちだけで動き皆さんと一緒の活動が出来なかった。今年は皆さんに呼び掛け、共に幅広く活動すべきと考えていますので宜しくお願い致します。

「1992年度決算報告」 省略

「1993年度事業計画(案)」

ア.交通機関施設の調査・点検及び旅行
イ.交通機関施設の改善を求める要望・要求活動
ウ.交通110番、相談・情報提供などの権利擁護活動
エ.学習会・講演会の実施
オ.会報の発行
カ.その他
「1993年度予算(案)」 省略

「質疑応答」

Q:事業計画について

大阪で「街づくり条例」を制定したそうですが、その中でJRに対する要望は回答すらなかなか貰えない、かえって民間のほうが良くやってくれるという実情で、どうしたら良いかということで、法律で強制するという考えで条例化したということです。ここでも行政に対して「街づくり」ということで、条例化を目指す運動を進めてもらいたい。内容としては、指導・勧告し、改善されるまでは、例えば障害者に対する介助を義務づける。指導・勧告に応じない企業・団体名を公表するなどの罰則を設けて、強制力を持たせる。

Q:事業報告と事業計画の説明を聞いて、要望したい。

昨年中に、これだけ凄い活動をしていたのに、私達はほとんど知らないできた。反省でも言っていたが役員だけでなく、一般会員と共に動いて欲しい。ニュースもこんなに立派なものでなくて良いからもっと動きが分かるように簡単なものを数多く出してほしい。交通110番の発想はすごく良くて、常々障害者の声をどう上げたら良いかと話し合っていたので、是非私達の声を反映させる為に実現して欲しい

Q:トイレの問題で、公共施設や民間でも立派なトイレが出来るようになりましたが、作る時に業者は何を基準に作っているのかが知りたい。それと、機器のメーカーのパンフレットに、障害者用トイレのマニュアルが付いているが、それ自体、使いづらいものになっている。だからメーカーの人にこの様な場に来てもらって、私達の話や要望を聞いてもらいたい が、どうだろうか。

Q:昨年の交通関係機関に対する要望書の提出先に船舶関係がなかったのですが、私はフェリーをよく利用するのです。船ではエレベーターがなく、あったとしても貨物用を使わしてくれるのです、各階に止まらないので車椅子での移動は非常に苦労します。本州からフェリーでよくお客様が来ますが、フェリーでは食事にも苦労します。5食も6食も持ち込むわけにもいかず、食堂までなかなか行けないのですが、ルームサービスが受けられないのです。大袈裟に言えば、餓死しないためにも、船内での移動をし易くしてほしい、せめてルームサービを受けられるようになれば、、、

<回答>

 条例化しなければ民間まではなかなか改善されない。道の「新行動計画」障害者の移動問題も取上げられていますが、不十分です。道に対しての要望も強めて行かなければと思っています。昨年出来たばかりの組織でなかなか手が廻らないのですが、出来るだけ努力したいと思います。
 昨年度は、役員だけで動いたと反省しています。今年は全員で活動しなければと 痛切に感じています。
 ニュースの発行については、会の動きをきちんと皆さんに伝えなければと考えて います。改善を検討して行きたい。
 トイレの問題についてですが、北海道では「環境整備要綱」に基づいて作ってい る。ただ、その「要項」がある為に、障害者の意見を聞かないという傾向が確かにあ るようです。より使いやすい物にしていくために、障害者の意見を聞くようにさらに 働き掛けたい。対メーカーについては、交通権の問題が順調に行ったら、次はトイレ に取り組みていと思っていた。設置基準は確かにあるが、交通権と併せてもっと使い やすいようにとメーカーに働き掛けたい。
 フェリーについては、昨年も出そうという意見もあったのだが、手が廻らかった 。今年は当然出す必要があると考えている。ルームサービスも含め取り組みたい。

「閉会のあいさつ」:副会長 後藤 昌男

 長い時間御苦労さんでした。なるほどという意見を沢山出していただいて、勉強に なりました。特に、役員だけが請け負って頑張っていたみたいな、事務局長からの反 省の弁がありした。しかし、僕も一緒に加わっていて、その都度、まわりに色々と働 き掛けて苦労しているなー、との思いがあります。皆さんの協力を束にして今年は頑 張って行きたいと思います。大筋運動の方向が決まりました。皆の力を寄せ合って立 派な会にしていきたいと思っています。本当に御苦労さんでした。


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