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94交通権総会報告

 去る5月15日(日)交通権を考える連絡協議会の第3回総会が行われました。同時に「誰にでも優しい交通アクセスをめざして」をテーマに国会議員TYさん札幌市議会YTさん、メビウス会代表で当会副会長でもある我妻 武さんの三人をパネラーにお招きしてをパネル・ディスカッションを行いました。

『交通権を考える連絡協議会』

1994年度年次総会
1 開会あいさつ
2 会長あいさつ
3 議長選出
4 議  事
(1) 第1号議案 1993年度事業活動報告
(2) 第2号議案 1993年度会計報告および会計監査報告
(3) 第3号議案 1994年度事業計画(案)
(4) 第4号議案 1994年度予算(案)
(5) 第5号議案 役員改選
5 議長解任
6 新会長あいさつ
7 閉会あいさつ

会長挨拶:曽我 則明

パネルディスカッションに続いての総会ご出席どうも有り難うございます。
この『交通権を考える連絡協議会』も3年目、3回目の総会を迎えることになりました。障害を持つ全ての人、それからお年寄りの方など様々な人達がこの交通問題についてご苦労されている部分、困っている部分などを行政に働きかけ、あるいは交通各社との交渉。また点検活動などを微力ながら努めて参りました。特に市や道に対しての要望書の提出に対しては文書による回答を頂けるまでにこの会の力が少しづつ及んで参りました。

 この交通の問題は私たちが生きている間ずーっとつきまとう問題だと思っていますが、何とか早いうちに少しでも色々な問題が乗り越えられて行き、行政にも色々な形で力を出させて良い交通網が、交通アクセスが出来るような街づくりをして行きたい。

 先ほどYTさんが(註:札幌市議会議員。当日のパネルディスカッションのパネラーの一人)宮城県知事が来たときに宮城県を立派な福祉の街にすると言っておられましたが、札幌もそういうふうにして行きたい。確かに色々な部分で劣っているところもあるが進んでいる所もある。例えば大都市にある地下鉄などは非常にお粗末で、札幌の地下鉄の方がまだ使い易いとか、東京から来た人が話をしてくれます。

 それから、新千歳空港より羽田空港との話しもありましたが、やはり空港でも駅でも人と人との交わりの中で、私たちも言いたいことを言いえる人間関係をきちっと作っていけるようにしていきたい。ただ、機械があればいい、設備があればいいということではなく心と心、人と人とのつながりが大事なってきていると思います。

 この総会で色々な事業計画も出てくると思います。皆さんと共に色々な意見を出し合って、前進させて行きたいと思います。どうか宜しくお願いいたします。

報告に先立ち、事務局長の宮下が入院中の為に、出席出来ないことをお伝えします。

第2回総会から現在までの交通権スケジュール

1993年6月18日〜1994年5月10日
1993年
  6月 18日 事務局会議 総会の反省と今後について
  7月 8日 事務局会議 事業計画の役割分担と年間スケジュールについて
  8月 7日 事務局会議
    31日 交通権110番の電話回線使用や施設使用、後援依頼でック
     4日 事務局会議 点検旅行と交通権110番の準備について
    11日〜12日
       障害者点検1泊旅行(旭川)
       事務局会議 交通権110番の準備と担当、NTTとの交渉、
       ポスター・チラシ配布について
 10月  7日 事務局会議
    16日〜17日 交通権110番を実施
       交通問題に関する件数は53件、相談内容件数は164件に達しました。
 11月  6日 事務局会議 110番の反省・結果報告・内容処理について
    16日 事務局2役会議(高橋事務所)
       110番相談内容の整理について
 12月  4日 事務局会議 要望書の提出について。忘年会 
     9日 交通権110番相談内容を要望項目にまとめ北海道に要望書を提出
    22日 交通権110番相談内容を要望項目にまとめ札幌市に要望書を提出
       事務局会議 道・市への要望書提出報告。交通機関各社に対する
       要望書提出について
1994年
  1月 13日 事務局会議 道・札幌市要望書提出報告
    27日 北海道から要望書回答がある。(かでる2・7)
  2月 18日 事務局会議 道・札幌市からの回答内容について。冬季スパイクタ
       イヤの確保について
  3月 18日 事務局会議 総会・学習会について。今後の要望書提出について
  4月 10日 会長・事務局長・次長会議(曽我プリント)
       総会内容の打ち合わせ
    14日 事務局会議 総会について。会議の運営、会報について
  5月 10日 事務局会議 総会の準備について。パネルディスカッションに
       ついて。参加集約。交流会について

第1号議案  1993年度事業活動報告

1.点検旅行
交通機関の調査、点検旅行の計画立案、施行を担当した水島です。「ガッツの会」の藤井さんからその時の模様をビデオで撮って頂いたので、それをご覧頂きながらご説明します。(ビデオはJRのみの記録)
昨年の9月11日、12日の1泊 2日で行いました。あらかじめ会員から参加者を募り、最終的に16名の参加者で行いました。
電動車椅子が3名、手動車椅子が6名、健常者7名(内ボランティア1名)の16名です。札幌から旭川への交通機関などを調査したものです。
JRは駅員の対応も良くおおむね良好。バスは乗降にかなり苦労を強いられた。また、地元旭川の支障団体と特急”に、第2班が“特急”に、第3 班が“普通列車”、第4班が“バス”を使うということで4方向から点検してみようということです。バスは乗車の際におぶってもらわなければならず、乗車の際、軽い怪我をしたり、時間もJRに比べて多少余計にかかったりと、問題がありました。JRは概ね良好に時間も早く着きました。
バスに乗るには、札幌駅のバスターミナルに行きますと、障害者用のボタンが有りまして係りの人が出てきてくれます。車椅子の人は横の通路を通りバスのホームまで行きます。健常者の方が一緒だったので乗ることが出来ましたが、車椅子で一人では切符を買ってバスに乗るのは不可能に近いなと感じました。券売機もなく窓口も健常者に合わせて作られていますから、車椅子では届かない。バスのほうも、車椅子は乗せたくないという感じでした。それでも車椅子3 人を乗せてもらい、出発しました。
交流会では旭川の「ふれあいセンター」の方々をお招きして、色々な交通機関の情報や「ふれあいセンター」の方々の意見交換をしまして、有意義な時間を過ごしました。

(ビデオを見ながら)JRの車内です。JRで1時間10分位、バスは2時間弱でした。
今回は4 つの班に分かれ、一応はお互い知らない同士でということで行い、どう対応してくれるかは、ちょっと心配だ、と言う声も交流会では出ていました。

2.交通権110番
 『交通権110番』ということで、電話相談を昨年11月16日17日の2日間に渡り、会場はNTTの「セミナーセンター」という所をお借りして行いました。狙いとしては、私たちだけでは把握することが出来ない色々な問題が有るに違いない。ということと、こちらからの情報提供、会のPRと会員の獲得などです。
 事前のPR不足で不十分ではありましたが、2日間で延べ53件と後日3件の相談が寄せられた。項目数にして150項目近い要望を出して戴きました。
 半分以上が視覚障害者からで、次いで肢体不自由者からが多かった。会のメンバーは肢体障害の人が多く、余り把握していなかった視覚障害の方の色々な問題、特に通勤、お客さんの所に行くときのタクシー利用の問題、道路関係、JRなどの改善を関係禁に要望を伝えてほしいと言う声が非常に多かった。
 内容は、バスへのものが最も多く、次いで音声に関するもの、JRのエレベーター、エスカレーター、地下鉄階段の色彩に関するものなどが多かった。
 その他、車椅子で利用できるホテルを紹介してほしいとか、情報提供に関する相談も多かった。
 当日は、会員以外の方を含めて延べ20人が相談に当たった。また、TV・新聞の取材があり、議員の訪問もあった。なお、詳細を会報の4・5号に掲載した。
 これらの声をJR、航空各社などに伝え、また要望書としてまとめて、道や市に提出しました。

3.会報の発行
   報告:深野(事務局)
 年4回の発行予定だったが、3〜5号の3回発行になった。第6号は記事の不足と財政的な事情から今総会後に発行することとした。また第5号からタイトルを「交通権」と改めた。
 来年度の取り組みとして、各団体からの活動情報や個人からの情報も載せた方が良いのではないかとの声もあり、今後はこのような情報をお寄せいただき、会員のつながりを深めたいと思います。

4.交通機関施設の改善を求める要望・要求活動
 「交通権110番」によせられた意見をまとめて、関係各社と札幌市と北海道に対して要望書を提出した。なお、両行政からは回答をいただき、さらに整理をて国レベルへの要望書の提出を準備している。

5.学習会・講演会の実施
 今総会時に、「誰にでも優しい交通アクセスをめざして」と題して、国会・札幌市会議員を招いてパネル・ディスカッションを企画した。

6.その他
 会員の交流と親睦を兼ねて忘年会を行った。また、交通関係行政機関との意見交流や関係の他団体の行事へ参加するなど、積極的に交流してきた。


第2号議案 1993年度会計報告および会計監査報告

省略


第3号議案 1994年度事業計画(案)

今年度は、以下の事業に取り組みます。
1.今最も障害者向けに整備されていると言われている“スーパー北斗”を点検
3.最も制約のある冬の時期に「札幌の街」点検活動を趣員の要望に応えた学習会を実施します。(110番で色々意見が出てきた) 5.会報「交通権」を発行します。
6.会員の拡大に


第4号議案 1994年度予算案

省略


第5号議案 役員改選

会場より、立候補、推薦を求めたがいずれもなかったので、事務局推薦により出席者の同意を得て新役員
会   長 :曽我 則明(留任)
副 会 長 :後藤 昌男(留任)
  〃   :我妻  武(留任) メビウス会
事務局長  :宮下  高(留任) 障害者カレジャス・アクショングループ
事務局次長 :高森  衛(留任) アカシア会
会計監査  :高橋 雅子(留任) ウェルフェア・システム
  〃   :川島  守(留任) 障害者カレジャス

新役員あいさつ:会長 曽我 則明
会長として今年度もやらせていただきます。過去、至らない点はこれから一所懸命頑張って運動を続けていきたい。そして今年度は更に運動を広く深くして行きたいと思います。
様々な分野で活動されている皆さんの力をこの会にも色々な御意見としてお寄せ頂き、それを生かして発展さニさせていただきます。本日は本当に有り難うございました。


閉会のあいさつ: 副会長 我妻 武

 皆様お休みの所、また長時間に渡り、本当に有り難うございました。
 これをもちまして94年度総会を終わらせていただきますけど、これからも多くの方々によって運営している『交通権を考える連絡協議会』ですので、色々な御意見などを事務局の方まで引き続き寄せて頂きたいと思います。皆さんと一緒に活動、行動していきたいと考えておりますので。

 新役員また思いを新たにして頑張って行きたいと思いますのでこれからもどうぞ宜しくお願い致します。

本日はどうも有り難うございました。


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