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第4回『交通権110番』報告


去る3月1(土曜日)、2日(日曜日)の両日に渡って実施した”障害を持つ人、高齢者など移動制約者のための『交通権110番』”の報告です。




○JR(1件)
1・昨年JR白石駅〜手稲駅まで前もってTelした。車椅子で介護者と駅員に手伝ってほしいと伝えたが人手がないので必ず介護者をつけてほしと言われた。

○地下鉄 (5件)
1・地下鉄の「菊水駅」にエレベーターがほしい。国立病院があるので通院の時階段での移動が大変
2・エレベーターの操作盤の位置を車椅子の肘の位置まで下げて欲しい。
3・地下鉄の大通駅、ホームの幅が極端に狭い、ホームがレール側に傾斜している。点字ブロックがあり、振動する。視力障害の人も危険を感じている。
4・交通機関(地下鉄)が事故で止まったとき、遅れる連絡を家にしたいが、FAXがないところでは出来ない。
5・地下街、三越、パルコ、ロビンソンに階段がある。グリーンハイムに入っているが、電動車椅子が多いので上げるのが大変です。狸小路から地下街へのエレベーターがない。

○タクシー(5件)
1・タクシー運転手〜慣れた運転手がいい。障害者が乗っても愛想よくしてほしい。
2・今、数社がグループとして動いているタクシー会社が多いが、障害者にとっては、慣れたタクシー会社、運転手の方が安心して利用できるため、タクシー会社及び指名が出来るような対応にして欲しい
3・福祉タクシーチケット〜基本料金のみが助成されるが、定額券として1日に複数枚数を使えるか、または 上限額を設けて記入式にするなど、1回の助成額を多くして欲しい。基本料金に限定した1回に1枚のみ使用可)交付枚数増よりも、上記の方法にしてほしい。
4・小樽市にはリフト付き車が1台しかないため不便(タクシー会社で運行)障害者団体が市に要望しても運用上問題で入れてくれない。小樽市内にリフト付き車を増やしてほしい。
5・タクシーチケットを1回で何枚も使えるようにしてほしい。岩見沢市民なのでタク  シーチケットが札幌では使えない

○バス (2件)
1・バスから地下鉄への乗り換えで乗換券の使用が大通で使えないのはなぜか?この場合、啓明ターミナルから地下鉄大通で南北線に乗り換えたいが、乗換券の関係で地下鉄東西線11丁目駅で乗り、また大通駅で南北線に乗り換えなければならない。
2・市営バスは乗降口の手すりがバス本体に固定されているので、使いやすいが定鉄中央・JRバスは片方にしか固定手摺がないので、もう片方がドアに掴まらなければならなく、不安定。片マヒの障害の場合利き手がドアの方の時とても怖い。是非低床バスを導入してほしい。

○飛行機 (2件)
1・飛行機に乗るとき、義足と言ってもチェックされ不快な思をした。対応策はないか?人目が気になる。
2・飛行機で乗り継ぎの場合、会社が異なるとき空港内で車椅子の乗り換えをしなければなりませんので、大変でした

○道路 (4件)
1・歩道がロッキング工法になっているので車椅子で移動するとき、頭まで振動が響き、苦痛である。
2・歩道に雪山が出来るために外出時にタクシーを拾って、乗ることが出来ない。呼んだタクシーを乗り降りする場所もない。
3・クラーク病院でリハビリーの帰り、東区本町交差点の除雪がされていなく、横断歩道を渡ったところ雪山があり、身動きできなくなり、10分くらいして通りかかった人に助けてもらった。普段から除雪が悪く、病院近くの道路・交差点の除雪を徹底してほしい。手押し信号の所が除雪された雪が山積みになって足の悪い者は信号を押せない
4・観光地小樽として、運河周辺を整備しているが、古い町並みのため石畳で車椅子の人には振動が激しく散策するのが大変。最近は障害者の利用する公共の場は改善要望を受け入れてくれやすくなった。

○そのた (2件)
1・「かでる2・7」の駐車場 障害者専用のスペースはあるが、車椅子使用者だけのスペースなのはおかしい。車椅子だけではなく、その人の障害に合わせて、車椅子用の駐車スペースを使わせてほしい。 2・公共トイレに最近は車椅子トイレが多くなってきたが、男女兼用で一般トイレの中に少し広いトイレを作ってもらえれば、それだけで十分使えるのでは。障害者はトイレ利用時間が長いため独立したトイレ1個だけではなく、男女に各1個あれば障害者が数人いたときスムーズに使える。これから障害者トイレを作ると き是非要望してほしい

○情報 (2件)
1・車椅子で使いやすい病院施設の情報「グリーンピア大沼」ハンディキャプルーム 2部屋、1Fロビー2個所に車椅子トイレあり。老化など絨毯なので腕の力の弱い人には少しきついが、、。
2・東苗穂のレストラン「とんでん」にスロ−プはあるが障害者トイレはあるか?昨年、開発土木研究所という所から歩道工事の際に車道に仮歩道を作るので車椅子が通れるか試しほしいと依頼があり行ってきた。障害者自身に聞いてくれたことは初めてだったが、とても嬉しかった。人に優しい道路を目指しているそうです。




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