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交通権を考える連絡協議会

会報第39号


(2004年10月12日発行)



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目  次


       

バリアフリーの社会実現目指し、一歩でも半歩でも!
要望書提出する =札幌市・JR北海道・バス会社へ
公園の水辺調査研究の感想
台風18号で困ったこと、困難だったことありませんでしたか?
加盟団体名刺がわりの一筆 =その2=
ハム・うどんいかがですか?
お知らせ・・・「交通権」交流会
一緒に「交通権」の活動参加しませんか
〜 とうとうやってきた!医療費1割負担 〜
事務局だより
編集後記


(1ページ)

バリアフリーの社会実現を目指し、一歩でも半歩でも!
要望書提出する =札幌市・JR北海道・バス会社へ

 「第11回交通権110番」に寄せられた多くの方々からの切実な声を、要望書にまとめ、9月、市民の声を聞く課を通し、各関係部署に(市関係以外は直接)届け、早期に改善・改修を求めました。ねばり強く毎年行っているこの取り組みは、ますます大切な行動となっています。
 今回の内容の特徴的な主項目は、道路関係では、マンホールによる段差、特に冬季のひどい状況のこと。歩道除雪の徹底。フラット式歩道改修にあたっての車いす使用者の乗降に配慮が必要なこと等々。
 地下鉄関係では、全駅エレベーター設置にむけて、困難な駅の事情を明らかにした上での今後の見通しを示してほしいこと。安全柵設置の具体的計画の明示を求める等々。
 整備関係では、障がい者への冬の移動支援は、戸口から戸口へ、戸口から公共交通機関への移動サービスが不可欠なので、この交通体系実現のため中・長期的計画を持つこと。大通公園及び狸小路を障がい者にも利用できるように改善してほしい等々。
 制度関係では、支援費について、未就学児の移動介助や除雪・氷割りもサービス対象に拡大してほしい。ガソリン券をタクシー券と同額に等々。
 公共施設関係では、トイレに触知式内部案内の設置。社会福祉総合センターの地下鉄からの冬季アクセスの困難状況や、駐車場の増設。札幌コンベンションセンター内部標示の改善等々。
 また、JR北海道については、ホームの安全柵の設置や駅構内やホームに電光掲示案内がほしいとの聴力障がい者からの要望が寄等。
 バス会社については、ノンステップバスの導入。福祉施設に近接するバス停の除雪は特に入念に。清田区民センター前バス停の設置。車いす使用者からは、車内から外が見えない事で不安感や閉塞感があり、また、下車の準備もできず困るので改善できないものか等。考えさせられる要望が多く提示できました。
 なお、全要望項目とその回答は、例年通り会員各位にお届けします。また、今年も重点項目をしぼって障害福祉課を窓口に、行政懇談会を持ち、直接担当部署と話し合いを行います。その時は、多くの会員の参加を切望します。

(後藤)



(2ページ)

公園の水辺調査研究協力の感想

 久しぶりに点検活動(正確には、北大大学院生の公園の水辺に関する調査研究の協力)に参加して。
◎ 前田森林公園
 10年振りで訪れた前田森林公園は、前日の雨で水が濁っているためだろう、カナールが前ほど美しく感じなかった。
 車いす1人に学生1人が付き、壁泉からカナール沿いに展望ラウンジに向かって進み、数ヶ所で調査項目に答える形で進められた。調査で通った所で車いす使用者として、気になった点がある。

  1. カナールから通路に出るのには芝生なので、数ヶ所車いすで走行できる小道があったらよいのでは。
  2. 噴水から展望ラウンジへの通路が、竹笊の網目状のブロックで表面に凸凹があり、車いすではかなりの振動で、常にステップから足が落ちでいないか、注意していなければならない。振動の少ない舗装面に改善できないのだろうか。
  3. 展望ラウンジ、食堂の券売機の設置場所が階段の所であり危険を感じるので、移設してほしい。また、車いすで使える券売機にしてほしい。

◎ 中島公園
 公園内のコンサートホールには、月数回行くが公園は数年ぶりだ。
 水辺の調査だが、ここも昨日の雨で水が濁っており、少し残念だった。
 前田森林公園と同じく、車いす1人に学生1人が付き、鴨々川、菖蒲池、日本庭園と水辺7〜8ヵ所調査項目に答える形でで進められた。ここでも、車いす使用者として、気になった点がある。

  1. コンサートホール前の舗装材が車いすでは振動が大きい物を使っている。歩道・広場等の舗装は車いすで走行しやすい物にとの要望を続けているが、新設あるいは整備の際、要望を取り入れていないのではとの思いがする。常に点検の必要を感じた。
  2. 池のボート乗り場周辺が、障がいのある人等のことを全く配慮していない。改善が必要と思う。

 二つの公園で質問項目に答えながら、車いすになった当初は何かと歩けた時との比較で考えていたが、今は「車いすでは・・・・・・」とある意味「あきらめ」境地になっている自分に気づき、愕然となる(例えば、車いすで水辺の水に触れることは無理との思い)。
 歩けた時との比較で考え、差のないようにしていく原点を忘れないようにしようと思った1日でした。

(S)

台風18号で困ったこと、困難だったことはありませんでしたか

 ものすごい風でした。あの日、障がいを持つ仲間の皆さんのことが気掛かりでした。
 台風が去って、「被害、高齢者に集中」の新聞を読みながら思ったことは、同じ災害弱者といわれている障がい者の被害は本当になかったのかということでした。
 もしかしたら、長時間の停電で水道は止まり、テレビやラジオからの情報も得られず不安だったことなど、きっと困ったことがたくさんあったと思われるのです。
 平常時の備えのためにも、そうした貴重な経験や教訓を事務局へハガキやFAXでお寄せください。
 今回の経験を無駄にしない取り組みをしてゆきたいと事務局では考えていきますので。

(後藤)


(3ページ)

加盟団体 名刺がわりの一筆 =その2=
(お互いの交流よろしく)

 《 障害者カレジャスアクショングループ(勇気ある行動集団) 》

会長 宮下 高

 障がい者が積極的に行動して、地域で暮らす独りぽっちの障がい者とともに、住みやすい街づくりを進めることを目的に1990年6月10日に会を設立した。
 ‘81年から始まった、国際障害者年を契機に障がい者の社会参加が言われるようになったとはいえ、改善の取り組みが遅く障がい者が自由に社会参加ができるには、ほど遠い状況であった。施策を欧米のテンポに併せたとしても、数十年先をいっているのでは永遠に追いつかないのが現状である。
 恵庭近郊唯一の要望団体として、JR千歳駅・恵庭駅・恵み野駅の点検や要望活動、恵庭市・千歳市などへの要望活動、旧新千歳空港の点検活動や要望書を提出した。中でも恵庭市の全地域会館のバリアフリー化や恵庭駅・恵み野駅のエレベーター設置、旧新千歳空港への要求が実った。又、障がい者の社会参加意識を高めるため、登山やパークゴルフ・旅行など、アウトドアスポーツなどにも挑戦した。
 まだまだ、日本の障がい者環境は途中段階、私たち障がい当事者が住みよい街づくりの牽引者になっていかなければならないと思う。

 《 あしの会 》

土井 正三

 皆さん今日は。今年は異常気象で真夏日が10日以上続いたり、20数年ぶりに台風が道内を暴れながらお土産まで置いて通り過ぎて(今地球は病んでいるのでしょうね)行きました。皆さん如何がお過ごしでしたか?
 皆さんと、いつもお会いしています土井ですが、紙面では初めての新参者です、どうぞお見知りおきを・・・・・・・。
 私なりに街を検証してみます。
 

  1. 西18丁目地下鉄周辺の自転車置き場、エレベーターから社会福祉協議会へ向う途中の歩道に自転車が駐輪しています。きちっと置いてないので、電動車椅子が通れないのです。しかたなく、車道を通ることにしています。これっておかしくない?
  2. エレベーターでホームに下がり移動する時、必ず階段の狭い脇を通る時に線路に落ちたら・・・・緊張して手も体も硬直して汗をかきながら通るのです。
  3. 最後は、信号機の事で一言。青から赤になるのが早いと思いませんか?

20秒や30秒で国道を高齢者、松葉ツエ、車椅子の人達が渡れない私の経験では、今は、車優先ですけれど、1日に何回か歩行者優先にならないのだろうか?もう一つ自転車が、歩道を走るのも何とかしてほしいですね。
 事故が起きないと何にもしてくれないのかな? 
 皆さん事故に気をつけようね。


(4ページ)

〜 ハム・うどんはいかがですか? 〜

 物品活動をはじめて、1年が経ちました。
たくさんの方々にお買い上げいただきありがとうございます。
 “おいしい” “安い” の声がたくさん届いてま〜す。
まだの方、是非一度おためし下さい。

紙面に載らない商品もたくさんありますので、くわしい事を聞きたい方は、事務局までお電話下さい。


(5ページ)

お知らせ・・・『交通権』交流会

 久しぶりに、会員が誘いあって、顔を合わせて、近況を語り合いながら大いに飲み、かつ食べる趣向で交流会を企画しました。
 多くの方々からあたたかいご支援をいただいて、今日の「交通権」があることを皆で感謝しながら、親睦を深め楽しいひとときになれば幸いです。
 万障お繰り合わせ上ご参加下さい。


日時 11月13日(土) 18:30〜
場所 三川屋会館 中央区南3条西5丁目
会費 3500円
申込み先 tel : 0123−33−1840
       fax : 0123ー33−1850

※ なお、準備の都合上、ご参加いただける方は11月6日まで、ご連絡下さい。


一緒に「交通権」の活動、しませんか
= あなたの「入会」大歓迎 =

  主な活動内容

  <会費> (年)
 団体  5000円
 賛助  3000円
 個人  1000円

 入会ご希望の方、事務局へ電話 or fax下さい。
入会申込書をお届けします。
 「住みよい町」をみんあでつくりましょう。


(6ページ)

〜 とうとうやってきた!医療費1割負担 〜
= 10月1日スタート =

 私の所に、と書かれた“医療費受給者証”が届いた。
 今回の助成制度変更について、私たちはもっと、見直すことを求めて反対署名運動行ってきたが、とうとう実現となった。
 それにりても、負担をするのは仕方がないと思いながら、私は、手続きの説明を読んだ。
 そして、その内容に驚きやがて怒りへと変わった。何と、限度額を超えた時には一度自分で支払い、超過分を後日役所に請求すると、書かれてあった。
 あの、いつでも混んでいて駐車する事もままならない役所へ、請求の度に行かなければいけない事。更に、仕事を持って1人暮らしをしている障がい者に、いつ行けというのか?
 冬は、もっと困難である事、など。を考えていると、めまいがしてきた。
 制度を変える以上、障がい者の現状を考慮し、もっと簡単な方法がなかったのか?
 この制度の提議以前の問題である。
 私は、改めて思った、これからも、手続き等の問題を含めてこの制度について行政と話し合いを重ねていく必要がある事。早急に見直しを求める事。当事者の声を1人1人が出していく事の大切さを。

☆ 事務局だより ☆

7月20日 (火)   事務局会議 かでる2・7
8月 3日 (火)   事務局会議 かでる2・7
    8日 (日) 事「110番」相談箇所点検(大通公園・月寒中央10丁目付近))
   17日 (火) 事務局会議 かでる2・7
   22日 (日) 北海道大学大学院生による水辺と公園のバリアフリー調査に協力参加
   30日 (水) 事務局会議 かでる2・7
9月14日 (火) 事務局会議 かでる2・7
   15日 (水) 札幌市に要望書提出
   28日 (火) 事務局会議 かでる2・7


編 集 後 記

 プロ野球70年の歴史上初のストライキが行われた。その是非をめぐり、毎日のようにテレビで騒いでいる。事の発端は、2球団の経営困難のための合併。ファンのためにも来期も12球団でと主張する選手側に対し、いくつかの案にも「時間がないから無理」と耳をかさず、スト突入となった。
 10月から道では、障がい者の課税世帯に医療費1割負担が課せられる。
 これまで道に対して、反対意見を持って話し合いを重ねてきたが、経営困難を理由に耳をかさず、実現される事となる。
 この2つの問題、経営者側の姿勢がどこか似ていて、改めて、気をひきしめる思いをした。              

(た)