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交通権を考える連絡協議会

会報第38号


(2004年7月15日発行)



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目  次


       

= さらに運動を強く大きく! =
第12回総会を終え、新年度活動をスタート
加盟団体 名刺がわりの一筆
事務局に新しい顔
市建設局土木部道路課吉田孝由氏をお招きして
地下鉄転落防止
自然公園を歩いてみて
事務局だより・編集後記


(1ページ)

= さらに運動を強く大きく! =
第12回 総会を終え、新年度活動をスタート

 2004年5月22日(土)、13時から16時30分まで、札幌市身体障害者福祉センターにおいて、年次総会が開催され、約40名の会員参集のもと、さらに運動を強く大きくしてゆくことを確認しあいました。
 「誰もが、いつでも、どこえでも自由に出歩ける街を!」というスローガンは、今、ますます響き輝いて、実現のためには、ねばり強く仲間との運動しかないとの会長の挨拶のあと、「障害者の生活と権利を守る北海道連絡協議会(障道協)」と「北海道難病連」からのメッセージが読み上げられました。
 議長に、綿谷 吉晃氏を選出し、全ての議案を異議なく承認し、新年度の活動をスタートさせました。
 今年度の事業計画は、(1)「交通権110番」の実施と常設 (2)110番などで寄せられた意見・要望の調査・点検活動 (3)行政や交通機関各社への要望書の提出と行政懇談会の実施 (4)加盟団体の共同・交流 (5)歩道や交通機関など移動環境の点検活動 (6)交通バリアフリー法に関わる活動 (7)助成制度の活用と研修活動   (8)移動サービス事業 (9)財政・募金活動 (10)会報の発行 (11)会員拡大 (12)その他「活動の指針」による広範な活動
 新役員体制は、「会長」後藤 昌男 「副会長」我妻 武(メビウス)・砂金 一男(アカシヤ会)・木下 祥子  「事務局長」宮下 高(カレジャス・アクションクラブ) 「事務局次長」三島 春光(ひまわり号)・小谷 晴子(NPO法人・アシストセンター・マザー)・碓井 孝子(バリアフリー・デザイン協議会) 「会計」榛葉 章(ひまわり号)     「監査」倉貫 元美中川 恒一
 総会終了後、昨年好評だった加盟団体交流が行われ、会の特色や行事など紹介しあいました。発言された団体は、バリアフリー・デザイン協議会(古起氏から)・アカシヤ会(砂金氏から)・ひまわり号を走らせる札幌実行委員会(山田氏から)・カレジャス・アクションクラブ(宮下氏から)・北海道盲導犬協会視覚障害者の会(佐藤氏から)・NPO法人イコール(藤井氏から)・その他、猪俣氏から「緑と大地展」の案内、全障研全国大会の案内、医療費助成制度見直し案撤回の報告等、各団体のがんばっている姿が見えてきました。

(事務局記)



(2〜3ページ)

加盟団体 名刺がわりの一筆
(お互いの交流よろしく)

 《 身体障害者アカシヤ会 》
 私達は、たえず平和と民主主義を願い、福祉の消費者運動をすすめております。
稚内から沖縄まで、ますます仲間の輪を広げております。
 【 年間行事 】
     7月11日(日)  バザー開催 栄北会館
        【 役員 】
     8月中旬     新篠津村バザー                 ・会  長 高元  稔
     9月下旬     秋の研修旅行                   ・副会長 砂金  一男
 05年1月中旬      新年会                              矢羽  とき子
     8月中旬     新篠津村バザー            【 連絡先 】
     9月下旬     秋の研修旅行                   011−865−6321
 06年1月中旬     新年会                            (砂金 一男)

 《 ひまわり号を走らせる札幌実行委員会 》
 
おかげさまで、今年で20周年になりました。
車いすのトイレが無い、階段が多いなどの理由で列車の旅をあきらめていた障害を持つ人たちの「せめて一度、列車に乗って旅をしたい」という切実な願いの実現をめざして、彼らとその家族・ボランティアみんなの夢と希望を乗せて『ひまわり号』という列車を毎年走らせています。また、春のお花見、クリスマス・パーティー、一泊温泉旅行など明日に向かって「元気の出る」取り組みをしています。
 【 2004年度  活動計画 】
   5月 9日(日)  総会・お花見(終了)
   7月19日(日)  ひまわり号 in 由仁
  11月 上旬     20周年記念パーティー
  05年 2月頃    新年交流会
 【 事務所住所 】
  札幌市中央区南5条西11丁目1288−19 コーエイ荘1−6
   電話&FAX  011−562−2575

 《 財団法人 北海道難病連 》
 【 センターの住所 】  札幌市中央区南4条西10丁目
                  電話 (011)512ー3233 ・ FAX (011)512−4807
                   http://www.tokeidai.co.jp/h-nanrem/
 1979年、北海道の国際障害者年の重要施策の一つとして、全国で実現したもの。難病センターは、道民のご理解とご支援で生まれたもの。
 加盟団体30団体、24支部。信頼と愛をそだて、さらに大きく前進します。

 =  北海道難病連加盟団体 (30団体)  =

 ・あすなろ会(個人参加難病連患者の会)          ・北海道肝炎友の会
 ・乾癖の会                             ・北海道後縦靱帯骨化症友の会
 ・(財)がんの子供を守る会北海道支部            ・北海道小鳩(ダウン症症候群親の会)
 ・再生不良性貧血患者と家族の会               ・北海道腎臓患者連絡協議会
 ・全国筋無力症友の会北海道支部              ・北海道脊髄小脳変性症友の会
 ・全国膠原病友の会北海道支部                ・北海道多発性硬化症友の会
 ・全国心臓病の子どもを守る会北海道支部         ・北海道低肺の会
 ・全国パーキンソン病友の会北海道支部           ・北海道橋本病の会
 ・胆道閉鎖症の子どもを守る会北海道支部         ・北海道パージャー病友の会
 ・日本ALS協会北海道支部(筋萎縮性側索硬化症     ・北海道ヘモフィリア(血友病)友の会
 ・(社)日本オストミー協会札幌支部              ・北海道ベーチェット病友の会
 ・(社)日本筋ジストロフィー協会北海道地方本部      ・日本二分脊椎協会北海道支部
 ・もやもや病の患者と家族の会北海道ブロック        ・日本網膜色素変性症協会北海道支部
 ・(社)日本てんかん協会(波の会)北海道支部       ・(社)日本リウマチ友の会北海道支部
 ・プラタナスの会(プラダー・ウィリー症候群親の会)     
 ・北海道潰瘍性大腸炎・クローン病友の会(北海道IBD)

=  バリアフリー・デザイン協議会事業  =

『第5回 バリアフリー・デザイン賞』推進事業スタート
        交通権を考える連絡協議会。協賛団体として参画
 だれにもやさしい、安全・安心な社会の創造をめざして、今年も標記事業推進事務局スタッフ会議が開催され、本会から、会長が出席しました。
 私たちの他に、北海道老人クラブ連合会、DPI北海道会議が協賛団体になります。
 募集期間は7月下旬から9月下旬まで、表彰は11月下旬又は12月上旬。
 「募集要領」ができ次第、広く配布・宣伝されます。私たち「交通権」も、バリアフリー・デザイン協議会のこの事業が大いに盛り上がり大成功をおさめるよう、協力共同してゆきたいとおもいます。
 会員からの応募を待ちます。

(GO)

この事業の目的(昨年度の応募要領から)

 私達が常日頃考えている、人にやさしい社会とは「誰もが使いやすく、そして行くやすい、不自由を感じて自立して暮らせる社会」です。
 それは施設や街並み、製品や社会システムも含めた社会環境としての「心」「空間」「商品」「情報」「システムやサービス」が不可欠です。障害者や高齢者、子供や妊婦・怪我人等、誰にでも使いやすい地域社会の施設、設備機器の開発、生活関連商品や住まい(福祉住環境)、情報やサービス等の改善が求められています。
 「人にやさしい、・・・・・・空間・もの・心・活動」創りをより広めるために、『バリアフリー・デザイン賞』を、公募、表彰します。



(4ページ)

事務局に新しい顔

 6月より事務局のお手伝いとして、バリアフリー・デザイン協議会から碓井と猪俣の2人が協力し合いながら参画致す事になりました。
 皆様と先ず親しく交友を深めたいと思います。そして、互いに出来ることで、より暮らし易い社会の環境づくりをめざして頑張りたいと思います。
 よろしくお願いいたします。

(碓井 孝子 ・ 猪俣 岩生)

= 市建設局土木部道路課 吉田孝由 氏をお招きして =

 現在行われている札幌市交通バリアフリー基本構想の重点整備地区(都心地区)特定経路の歩道改修工事の一部分で行われているフラット式について(6月15日)勉強会を行いました。
 道庁周辺一部分で改修工事がフラット式で行われた時、車いす使用者から、車の乗降ができないのでやめてほしい、工事が終えている所は縁石に切り込みを入れてほしいという要望があり、市では早急対応したことが発端となり話題になっていました。
 歩道構造には、歩道面と縁石天端の高さが同一であるマウントアップ式と、歩道と車道の高さが同一で縁石により歩道と車道分離するフラット式歩道がありますが、(歩道を車道より少し高くするセミフラット式もある)宴席が途切れると車が歩道に入り込むため、縁石が連続するので、車いす使用者にとって車への乗降のバリアとなるのです。
 吉田氏の話によると、基本はあくまでもマウントアップ式だが、どうぢてもフラット式で改修しなければならない場所では、縁石切り込み部分(1m程度)を設ける、当然歩道に視覚障害者誘導用ブロックを敷設するとのことでした。
 しかし、フラット式歩道の場合、いろいろな課題や心配があるのも確かです。
 T. 切り込み部分の長さが1m程度でいいだろうか、リフト車の場合の乗降介助に心配はないだろうか。
 U. 排水が悪くなり、水たまりができるのではないだろうか。
 V. 縁石の(うら押え)はどうなるのだろうか
 W. 冬期間の除雪作業に不都合がでないだろうか。
 X. バスの乗降も大変になるのではないか、等々。
 
 すでに石山通りでも工事が完了しましたが、視覚障害者から誘導用ブロック曲線部分が多く、できるだけ直線で敷設してほしいという声も出ています。今後、冬期間の点検も含め研究の必要性を痛感した勉強会でした。

(後藤)


(5ページ)

地下鉄転落防止

 「新大久保駅の事故を二度と起こしてはならない」の合言葉のもと、ねばり強く要望してきた「ホーム安全柵」の設置について、平成16年3月、市議会で明らかになった「札幌市営地下鉄10ヵ年経営計画」(交通局素案)の主な効率化策・施設の安全対策について部分掲載します。
 尚、私たちはJRに対しても同様の安全対策を強く要望していることを書き加えます。

地下鉄事業経営健全化対策<部分掲載>

 ◆主な効率化策(10年間の効果額累計111億円ー改革プランからの上乗せ分)
  ○ 組織のスリム化・勤務体制の見直し等を行い、効率性・生産性の向上を図る。
   1 工場業務の一部外注化(H15〜H17)
    →職員削減予定24名、H25年までの累計効果額4億円
   2 駅業務の委託化と業務体制の効率化
    →職員削減373名、H25年までの累計効果額188億円
     (うち効率化分44億円)
   3 管理部門の職員削減(H17〜)
    ・職員削減予定10名、H25までの累計効果額7億円
   4 ワンマン運転化(東西線H21、南北線H25、東豊線H30)
    →職員削減予定132名、H25までの累計効果額12億円
   5 運行ダイヤの見直し(H21)
    →82便減、職員削減予定8名、H25までの累計効果額4億円
     車両3編成削減 更新費用の削減効果額 H16〜H25 18億円
   6 券売機・改札機・精算機のIC化(H20)
    →H25までのカード作成費等の削減効果額20億円
   7 庁舎清掃業務の見直し(H16)
    →H25までの削減効果額4億円

 ◆主な施設の安全対策等
  ○ 安全性や利便性の確保に向けた施策を展開する。
   1 火災対策(避難通路)
    ・今後10年程度で全駅整備  総事業費55億円
   2 バリアフリー化(誘導タイル敷設、トイレ改修、音声案内等)
    →H22までに全駅整備  総事業費20億円
   3 ホームに非常列車停止ボタンとインターホンを設置
    →H17までに全駅設置  総事業費4億円
   4 ホーム柵の設置とワンマン運転化
    →東西線H21、南北線H25、東豊線H30までに整備  総事業費153億円
   5 南北線高架部単柱耐震補強
    →H20までに全柱を補強  総事業費5億円
   6 券売機・改札機・精算機の更新(バリアフリー対応)とIC化
    →今後10年程度で全駅整備  総事業費84億円


(6ページ)

自然公園を歩いてみて・・・。

 平成16年6月19日(土)にバリアフリー・デザイン協議会が中心となり、北海道大学院生の「支笏湖畔・自然公園におけるユニバーサルデザインについての研究」に参加協力しました。
 山側と湖畔の遊歩道を車いす(電動2名 手動4名)で散策し、車いすの目線で興味がひくものや感動する景色を写真に撮るというものでした。山側の遊歩道は腐葉土を固めたように柔らかく傾斜もあり木の枝が散乱していて、目線が下にばかり向き車いすを駆動させるので精一杯で景色を楽しむ余裕はありませんでした。
 湖畔の遊歩道は綺麗に整備されていたので湖面やあたりの景色を眺めたり、山から鳥やせみの鳴き声聴いたりと気持ちよく楽しむことができました。ただ、湖畔や橋の柵が丁度車いすの者の目線になり、身体を伸ばしたり屈まなければ景色を眺められないのが残念でした。
 今回は車いすだけを限定し自然公園の遊歩道に注目しての研究でしたが、誰もが楽しめて憩える自然公園となるための提案がなされていくことを期待しています。

(小谷)


〜 事務局だより 〜

4月29日 (木)   バリアフリー・デザイン協議会主催
(バリアフリー教室下見点検)に参加
東区民センター
5月 6日 (木)   役員会議 勤医協丘珠病院
   10日 (月) 事務局会議 かでる2・7
   19日 (水) 事務局会議 かでる2・7
   22日 (土) 総会 札幌市身体障害者福祉センター
6月 2日 (水) 事務局会議 かでる2・7
   15日 (火) 事務局会議 かでる2・7
   19日 (土) 「支笏湖畔、自然公園ユニバーサルデザインについての研究」
に参加
支笏湖畔
   29日 (火) 事務局会議 かでる2・7


編 集 後 記

 昨今は、全国でトップをきって北海道が障がい者の医療費を住民税課税世帯に1割負担(平成16年10月から予定)を求めて来ました。また、全国では昨年から始まったばかりの支援制度が予算不足で介護保険見直しにあたり支援費制度と統合案が出されているようです。これらが実施すると満足に医療にかかれるだろうか、現在受けている支援サービスが保たれるのかと不安になります。障害を持っている当事者として関連する制度を真剣に考えていかなくてはと、つくづく思うこの頃です。                                       

(K)