’06 第14回交通権総会報告5月13日(土)交通権を考える連絡協議会の第14回総会が行われました。総会に先立ち「災害弱者と地域防災対策」と題して札幌市危機管理対策課の河原正幸課長を招いての講演会を実施しました。 『交通権を考える連絡協議会』2006年度年次総会 2005年 4月 9日 札幌地下鉄点検活動 4月14日 事務局会議 かでる2・7 4月19日 4団体連絡会議(交通権・障道協・道視協・札視協) エルプラザ 4月25日 事務局会議 かでる2・7 5月 2日 移動部会 アシストセンター・マザ 5月11日 事務局会議 かでる2・7 5月14日 交通権総会 リンケージプラザ 5月16日 中央バス視察 中央バス平岡営業所 5月17日 札幌地下鉄ホーム柵内容説明会(札幌市交通局)参加 札幌市障害者福祉センター 5月26日 事務局会議 かでる2・7 5月14日 事務局会議 かでる2.7 5月16日 中央バス(道新取材のため) 平岡営業所 5月17日 札幌地下鉄可動式安全柵説明会(札幌市交通局) 札幌市身障センター 5月20日 バリアフリーデザイン協議会定例会参加 リンケージプラザ 5月26日 事務局会議 かでる2・7 6月 7日 事務局会議 かでる2・7 6月22日 事務局会議 かでる2・7 7月14日 事務局会議 かでる2・7 8月 4日 事務局会議 かでる2・7 8月18日 事務局会議 かでる2・7 8月27日・28日 交通権110番 札幌市身障センター 9月 1日 事務局会議 かでる2・7 9月15日 事務局会議 かでる2・7 9月28日 事務局会議 かでる2・7 10月1日・2日 定山渓点検活動 定山渓グランドホテル 10月13日 札幌駅点検に参加 札幌駅 10月16日 恵庭駅周辺歩道点検 恵庭 10月27日 事務局会議 かでる2・7 11月 4日 札幌市市民の声を聞く課へ要望書提出 札幌市役所 11月17日 事務局会議 かでる2・7 12月10日 交通権忘年会 北海道時代 2006年 1月23日 事務局会議 かでる2・7 1月28日 交通権新年交流会 三川屋会館 2月 8日 事務局会議 かでる2・7 2月16日 北海道バス協会・JR北海道要望書提出 2月23日 事務局会議 かでる2・7 3月 8日 JR白石駅周辺地区バリアフリー説明会 豊平区水道局 3月 9日 事務局会議 かでる2・7 3月29日 事務局会議 かでる2・7 第1号議案 2005年度事業活動報告 1.13回交通権110番の実施 第13回交通権110番が8月27日・28日の両日に札幌市身体障害者福祉センターで実施しまし た。 2日間の相談件数は夏に実施したのが影響したのか、例年と比較すると16件と減少しましたが、要望 ・意見33項目が寄せられました。 項目内容の主な数は歩道関係7、地下鉄関係3、公共的施設関係19、JP関係1、制度関係3でし た。 2.恵庭駅周辺及び定山渓温泉街の点検活動 ・10月16日に交通権と障害者カレヂャスアクショングループ合同の恵庭駅周辺の歩道点検を行い ました。これは、恵庭市交通バリアフリー協議会が設置され今年で2年を向かえ恵庭駅・恵み野駅 の整備が完了し、来年度から実地される駅周辺整備に向けて、事前に整備箇所を点検 し、恵庭市 へ要望書を提出することを目的に行われました。この点検に交通権から8名が参加しました。 ・10月1日・2日に1泊2日の日程で定山渓温泉街の点検活動を実施しました。 (参加人数16名、車いす7名、視覚障害者1名) 点検場所は豊平峡、国道沿い歩道、温泉街歩道、定山渓公園足湯周辺、足のふれあい太郎の湯 周辺、二見公園から吊り橋までの歩道です。 定山渓での点検活動は過去に実施した経緯がないのかもしれないが、点字ブロックの誤敷設や 剥がれ、石畳で狭く急勾配の坂道、段差のある足湯、歩道上の電話ボックスや電柱・街灯・消火 栓などのバリアが他地域と比較しても多く見受けられた。 3.加盟団体の交流会開催 2回目になる加盟団体との交流会を1月28日に三川屋会館で開かれました。交流会には10団体 から30名が参加し、各団体から活動報告を兼ねた紹介やカラオケなどで盛況のうちに終わりました。 4.札幌市・交通機関各社への要望書提出 ・11月4日 札幌市要望書提出 ・2月16日 北海道バス協会・中央バス・JP北海道要望書提出 5.札幌市と行政懇談会 5月8日(月)予定。詳しくは会報にてお知らせします。 6.他団体との協力 バリアフリー・デザイン協議会定例会議参加(5月20日) 全障研全国大会参加(7月30日) バリアフリー・デザイン協議会公開セミナー参加(11月26日) 7.移動サービス 昨年11月まで実施し、以後前年度総会で決定した通り、現在は移動サービスを中止し、車輌はアシ ストセンター・マザに譲渡手続き中です。 8.会報の発行 3回発行(42号〜44号) 9.財政活動 物品販売(ハム・ソーセージ・麺類) 10.会員拡大 第1号議案 2005年度会計決算報告 <収入の部> (2005.4.1〜2006.3.31)
<収入の部>
2005年度会計監査報告 2005年度会計監査を実施したところ、現金、帳簿、証拠書類共に正確に経理されていることを証明しま す。 2006年5月9日 会計監査 倉 貫 元 美 会計監査 中 川 恒 一 第3号議案 2006年度事業計画 1.「交通権110番」の実施と常設「交通権110番ファクシミリ」の実施 2.110番などで寄せられた意見・要望の調査・点検 3.行政や交通機関各社への要望書の提出と行政懇談会の実施 4.加盟団体の共同・交流 5.歩道や交通機関など、移動環境の点検 6.財政活動(募金・物品販売) 7.会報の発行 8.「活動の指針」による広範な活動と研修活動 9.会員拡大、事務局体制の強化 10.その他 第4号議案 2006年度 会計予算 (2006.4.1〜2007.3.31) <収 入>
<支 出>
第5議案 移動サービス事業活動 移動サービス事業は諸般の事情により臨時総会を開催して報告させていただきます。 新役員
活動の指針 私たちは 誰もが、いつでも、どこえでも、自由に出歩けるまちの実現にむけて、1992年に本会を結成し、あらゆる人と手を結び運動をすすめてきた。 すなわち、「交通権」誰れでも平等に保障されなければならない新しい人権であり、基本的な権利であると認識し活動の指針としてきた。 (日本国憲法第22条 居住・移転及び職業選択の自由、第25条 生存権、第13条 幸福追求権など、関連する人権を集合したもの) しかるに、心身に障がいのある人、高齢者、子供、妊婦等々いわゆる交通弱者、移動制約者にとって、この権利保障は少しずつ前進してきたとはいえ、きわめて不十分であることは否めない事実であり、課題は山積みしている。交通が便利、安全、快適でしかも安価であるという条件を現実のもとするため、さらに運動を強く大きくすることは、きわめて大切な歴史的命題であり、焦眉の急でもある。 とくに、公共交通機関のはたす役割はきわめて大きく「福祉のまちづくり」の根幹に交通アクセスの理想的なシステムが整備され、地域で安心して豊かな生活ができるようにならなければならない。また「まちづくり」にあって、建築物や道路をはじめ、情報、心理、制度などのバリアフリーがすすめられすべての人の社会参加を支え、ノーマライゼイション社会が実現されなければならない。加えて、私たちの住む北海道の冬季、積雪寒冷地に対応できる移動福祉サービスの確立をめざすことも大切な課題である。 こうした見地に立脚して、本会の運動を交通弱者・移動制約者の生活圏拡大運動・権利保障確立運動と位置づけ、あらゆるとりくみを展開してゆく。 −会則 第2条(目的)の補足説明として− |