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交通権レポート第9回「点検旅行−1」

□ 交通権の点検旅行・日程表 □

<札幌<-->旭川>

○ 第1日目・9月11日(土)○
12:00〜12:30(集合そして出発)
JR札幌駅・北口に一度参加者全員に集合して頂きます。会長激励挨拶、事務局長より注意事項の指示。軽いミーティング後、あらかじめ決めておいた班毎に別れて出発。いってらっしゃい!

札幌駅に集合

12:30〜16:30 (点検旅行中)
交通費と昼食は自費でお願い致します。せっかくのチャンスだから、好みの駅弁なんていいかも知れないよ〜。ただし、食べ過ぎて夜の交流会の美味しい御馳走が入らなくならないように。
16:30〜17:00(旭川駅からホテル)
旭川駅へ到着。それぞれ乗り物が違うため、早く着いてしまった班の方々は、時間までその辺で色々とチェックしていて下さい。 全員揃って、無事を確認した後は、今度は徒歩で4分位の所旭川プリンスホテルへ向かう。
17:00〜18:00 (部屋割ほか)
ホテルへ到着後、部屋割り、介護の相談、会費の徴収など色々と手配の仕事に入ります。移動などで疲れた方は、少し休んでおきましょう
18:00〜20:45 (各部屋へ)
全員、反省会・交流会会場へ。会長慰労の挨拶。乾杯(三島)の後、先に反省会を行い、各班のリーダーから報告して頂きます。その他にも意見があれば出してもらい、大方出尽くした頃から、カラオケ大会交流会を開催。 後は、成り行き。
20:30〜21:00
   交流会終了。自由時間。買物、疲れた方は早めにお休み下さい。
〜 自由時間 〜
☆交流会には、「旭川ふれあいセンター」の人達を招待(5名)

○ 第2日目・9月12日(日)○
7:00〜9:30(朝食)
バイキング形式ですので時間内に各々済ませて下さい。食べ終わった方から荷物をまとめたり、忘れ物のないようにチェック・アウトの準備に掛かって下さい。
9:30〜10:00
ホテルロビーに於いて、ミーティング。グループ毎に話し合い、この後の事を決めてから解散とします。旭川で遊んで行く班と、すぐに帰る班に分かれてもいいのですが、出来るだけ最初の班体制で動くということを基にして下さい。

○ 今回の参加者 ○
●JR組・第1班
リーダー・曽我(電動車椅子)サ ブ ・丸山(電動車椅子)三島(介護)
●JR組・第2班
リーダー・宮下(手動車椅子)サ ブ ・藤井(電動車椅子)小熊(介護)
●JR組・第3班
リーダー・石川(手動車椅子)奥さん(介護)サ ブ・吉田(手動車椅子)
●バス組・第4班
リーダー・小谷(手動車椅子)サ ブ ・須郷(手動車椅子)
会 計 ・水島(手動車椅子)奥さん(介護)
この他にボランティアで大学生(女性)1名参加してくれました。
私は遅刻して往路は単独行動でしたので、班には入っていません。


では、実際に参加した私の報告です。

 まず、失敗話しから。札幌駅での集合時間12:00に遅れること20分ほど、北口に来てみたが、目指す仲間の姿が見当たらない。北口とはいっても広いのであちこちと探し回るのだがどうしても見つからない。予定表では12:30には出発となっているので、とりあえず切符を買う。この時まで運賃がいくらするのかも知らないで、みどりの窓口へ。往復の方が割安だろうと思い、往復券を頼む。特急券込みで4、420円とのこと。
 改札をする前に、もう一度捜しまわったがやはり見つからない。諦めて改札をしホームへでる前に駅弁を買う。13:00発のL特急に乗るのでまだ時間がある、諦めきれずに更に探したがやはりみつからない。ようやく諦めて列車の人となる。

 さて、旭川です。まず、駅の構内を探す、いない。宿泊先の旭川プリンスホテルまで歩く。当然いない。駅からホテルまでの間をうろうろした挙げ句、駅前に買物公園で雑誌を読んで時間を潰し、4時近くになって駅へ行ってみた。ついに皆と巡り会えた。

 前置きが長くなりました。この失敗のお蔭で、往路の報告が詳しく出来ないので、皆さんの報告を待って後ほどお届けします。

 さて、JR旭川駅では「北海道新聞社」の記者がカメラマンと一緒に来ていました。(この記者は、夜の交流会まで取材に来てくれていました。およそ半日に及ぶ取材の結果は翌日の朝刊に20行、5段のスペースに写真入りの記事となりました)車椅子の人達1人1人に話を聞き、名前から住所まで聞き取る念入りな取材でした。
 バス利用班も時間内に到着して、無事な到着を喜びあった後、歩いて今夜の宿泊先旭川プリンスホテルへ。途中の道路(歩道も)が、思いのほか悪い。凹凸、敷石の欠損などで、路面の荒れが目立った。つい札幌と比較してしまう、、、。札幌では最近流行のようなインターロッキング舗装や、タイル舗装の評判が悪いが、旭川はそれ以前の段階とも感じた。

 ホテルに到着、チェックインの後各自の部屋へと向かう。ツイン6室、シングル3室に分かれて、まず入口でつまずく。入口の間口が狭いのは仕方がないとして、入口から真っ直ぐ中へ入れる部屋は良いのだが、入口から一度右又は左へ曲がって中へ入る部屋は、車椅子(特に電動)では狭くて曲がり切れず、中へ入れなかった。仕方ないので介護班の2人のツインルームと部屋を代わってもらい解決した。
 部屋割りを決めるのにも実際に部屋を下見する必要があるとは辛いものがあります。
 私と一緒になったのは上下半身まひで電動車椅子使用の人ですから、部屋の中でも問題が有ります。中でも一番の問題はバスルームでした。水の事もありますから難しいでしょうが、20cmほどもある段差(敷居)があって、それを自力で乗り越えるのに彼は全身を使い全力で何分も掛かりました。当然洗面台は高すぎて使えませんから歯を磨いて口をすすいだ水は便器(洋式)に吐き出します。これも仕方のないこと??
 たった一泊のことですから、これも我慢が出来るのでしょうね。私も介護初体験でしたから、入浴、シャワーなどは思い浮かびもしませんでした。

 部屋に荷物を置き、室内のチェックも済んで、夕食前に一服をと1Fのティールームへ行き、軽くビールやジュースで乾杯。 このホテルはいわゆるビジネスホテルで、車椅子のお客は殆ど経験がないと思いますが、余り特別扱いという感じはなく、普通、にしかし親切な対応で、大変嬉しかった。
 さて、いよいよ夕食会を兼ねた、反省・交流会です。10Fのスカイホールは、丁度夕焼けが窓を染めて、我々を歓迎してくれています。 四つのテーブルは沢山の料理と飲物が並び、空腹の私は喉を鳴らし、いよいよ開会。


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