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交通権を考える連絡協議会

会報第35号

(2003年8月25日発行)


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目  次

2003年総会を終えて 『交通権110番』の相談をうけて
『札幌エルプラザ』
見学・点検学習会に参加して
サドラーズ ミッドナイトサン ウルトラチャレンジ アラスカ
ハンドサイクル400キロレースに挑戦
☆加盟団体の動き☆
ひまわり号を走らせる札幌実行委員会
=国土交通省様=
    めだか共同作業所
バリアフリー・デザイン協議会
    バリアフリーデザイン賞募集
販売活動 順調にスタート
ただいま会員募集中
   移動サービス部から
事務局だより、編集後記


−−−−−− (1ページ)


2003年

総会を終えて


誰もが、いつでも、どこへでも、自由に出歩ける
まちの実現にむけて大きな運動の輪をつくろう。

03年度総会

 2003年第11回年次総会が、平成15年5月31日(土)、40名が参加して、13:00から、リンケージプラザで開催されました。
 深野事務局員の司会により、開会され、開会にあたり、後藤会長のあいさつの中で、結成10年を節目に、今必要なことは、発足の原点に立ちかえり、協議会としての性格を、より線目にし、拡散か団体との連絡協同を強化する必要と、道民・市民から寄せられている期待に応え得る活動をしなければならないことが強調されました。
 続いて、来賓である「障害者の生活と権利を守る北海道連絡協議会(障道協)」の江刺事務局長から力強い連帯のあいさつを頂き、石川祐治氏を議長に選出して議事が進められました。
 2002年度の活動報告では、宮下事務局長から、交通権110番、札幌市歩道リフレッシュ事業、雪道点検及び車いす・白杖体験、要望書の提出と行政懇談会、DPI世界会議札幌大会、他団体との協力、移動サービス事業、ホームページの公開、会員拡大、財政活動、会報発行のそれぞれ各項目の取り組みと成果、課題について詳細に報告されました。
 次いで榛葉会計からの決算報告を、中川・倉貫両監査の監査報告を、参加者全員で拍手承認しました。
 2003年度の事業計画・予算についての事務局案も全員で拍手承認し、最後の議案であった、移動サービス事業について、小谷事務局次長から提案され、事業計画、決算予算案も承認し、閉会しました。
 いくつかの発言をふまえ、特記しておくことは、@会費未納の解消に全会協力して取り組むこと。A移動サービス事業推進について、会員、運転ボランティアを拡大し、実績を上げてゆくこと。B運営資金づくりの財政活動に取り組むこと。C交通バリアフリー法にかかわる今後の動きを重視し、安全柵の課題等ねばり強い活動が求められていることなどを確認し合いました。
 総会終了後、参加団体の情報交換会を行い、バリアフリー・デザイン協議会(古起事務局長)、ひまわり号を走らせる札幌実行委員会(山田事務局長)、アカシヤ会(砂金副会長)、支援活動センター、ホップ障害者支援センター(センター職員)、北海学園大学上浦研究室、カレージャスアクショングループ(宮下事務局長)、それぞれの団体から、会の活動目標や活動状況について話されました。この企画はたいそう好評で、各団体の結びつきを、さらに強めることができました。
 総会に参加できなかった人には、議案書を送付しました。ご確認ください。

(事務局)


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『交通権110番』の相談をうけて

 「交通権110番」に寄せられた相談項目をもとに、各関係機関への要望書づくりをする過程で、事務局として、どうしても現地把握が必要な項目がたくさんできます。そのうち、6月2日に実施した@西岡1条5丁目「ホーマック西岡店」周辺歩道とA北5条西9丁目北側歩道についての点検メモを記事にします。
狭すぎる歩道  @は、電動3輪車を利用している方からの苦情によるものですが、行ってみると、なるほど1条5丁目バス停から坂を上がったところの住宅街の歩道は90センチと狭く、しかも、電柱がその歩道のまん中に立っていて、通る幅はないし、迂回するにも車道との差で、それが出来ません。この様な場所は、部分的なものではなく、団地全体がそうなので、障害をもつ人にとっては非常にきびしい住環境です。
 バス停の横断歩道も、白線は引いてあっても、歩道の段差がそのままで、「障害者通行お断り」の有り様です。西岡2条通りホーマック側の歩道も凸凹がひどい。
 Aは、歩道改修工事の時、勾配を解消せず、階段にしたもの。いろいろな事情があったのでしょうが、車いすや白杖を利用している人達のことが、眼中になかった事の証です。車は頻繁に通るし、横断歩道も信号機もありません。どう回り道したらよいのか立ち往生です。
 @A両者とも、利便性からの要望は当然のことですが、危険だから何とかして欲しいと声を上げているのであって、関係機関はただちに対応してもらいたいものです。

(G)


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『札幌エルプラザ』見学・点検学習会に参加して

 JR札幌駅北口に9月1日にオープンするこの施設は、札幌市が市民活動拠点とすべく建設したもので、札幌市男女共同参画センター、札幌市消費者センター、札幌市民サポートセンター、札幌市環境プラザの4つが、1階から4階部分に入居します。
 バリアフリー・デザイン協議会の企画によって行われた、この学習会に、交通権から数名が参加しましたが、点検メモを記載します。
 全体的にはすばらしい施設です。
<正面出入口>
誘導ブロックの色ブルーを黄色に。音響案内「ピン・ポーン」の設置を。触地図による点字案内板の設置を。タクシー乗降場所の明示を。
<1Fフロアー>
トイレ、エレベーターまでの誘導ブロックの敷設を。図書館に車いす利用者対応のテーブル設置を。呼び出しベルの位置を低く。
<障がい者用トイレ・各所共通>
便器と手洗いのあいだが狭く、車いすから乗り移りが困難。ベビーシートの設置位置を入口から離す。特に1Fトイレの案内表示がわかりずらい。
<エレベーター・各所共通>
乗降ロビーでも、到着階と昇降方向の音声案内が聞こえるように。かごの中に手すり設置を。
<案内表示・各所共通>
字をもう少し大きく、色合いをはっきりと。
<調理室>
一ヶ所でも上下できる流し台を取り付けて。水道のハンドルが、車いすの人は届かない。
<階段・各所共通>
手すりは、2段にして欲しかった。黄色の段標示敷設を。
<ドア・各所共通>
引き戸の部分が欲しい。扉は車いすの人が大変。
<駅からの通路>
地下動線〜誘導用ブロック白色を黄色に。誘導用ブロックの誤敷設が合同庁舎への通路にある。地下動線〜駅北口西側スロープで降りると、タクシー乗降場所で、行き止まりになる。適切な案内が必要。
<その他>
電話の位置が低すぎて、車いすが入れないところがある。FAX送信ができればいい。水呑み場の押しボタンの位置に工夫が必要。エスカレーターの上下ブロック敷設と昇り降りの音声案内の設置。
主な点は以上。

(G)


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サドラーズ ミッドナイトサン ウルトラチャレンジアラスカ

ハンドサイクル400キロレースに挑戦

宮下 高

 2年前だったと思いますが、車いすマラソン仲間からアラスカでハンドバイスクル(手漕ぎの自転車)の400キロメートルレースがある。日本からも是非参加して欲しいことを知り、ひそかに出てみたいと思っていました。
 DPI世界会議が終わり、今年4月に早速申し込みましたが、参加定員一杯でキャンセル待ちになりました。
 それから5月に入って間もなく、参加が認められました。大会までの準備期間は2ヶ月です。先ず大会への正式な手続きをしなければなりません。大会事務局との連絡調整、要項の翻訳、英文の作成などです。私には逆立ちしても出来ないことばかりです。そこでDPIに関わった英語の堪能な人たちが、事務局との電話やメールのやりとり、文章の翻訳、作成などを手分けして手伝ってくれました。
 さらに、最大の課題は大会に向けたトレーニングです。最低、2,000キロの走り込みが必要です。しかし、実際に走った距離は800キロ程度。北海道2,700キロ走ったといっても疲れたら休める余裕があってのこと、大会は1日約70キロを休まず走りきらなければなりません。そのような不安を抱えながら、7月17日成田を出発しました。
 現地時間17日の13時にアンカレッヂに到着。この日は荷物の引き取り、自転車の組み立てと調整、大会内容の説明及びレセプションがありました。18日はスタートのフェアバンクスまで自分が走るコースの下見と大自然を見ながら、400キロ以上を車で北上しました。
初日、スタート前  19日朝、スタート地点に選手が集まってきました。参加人数24人。1選手に2人のサポートと車がペアになり、サポート車は常に選手の後ろについて移動し、水や食料などを補給。24日までの競技期間中、宿泊以外は全ての行動を共にします。
 午前10時スタート。直後先頭集団からみるみる引き離されて行きます。後方からも抜かれていく、力の差は歴然です。それでも前半は上りで抜き返すことも出来ましたが、30キロ過ぎからは腕や肩の筋肉がパンパンに張ってきて腕の回転が遅くなり、抜き返されてしまいました。やはり、トレーニング不足がたたって来たと思いました。全体のコースも前半は上りが多く、後半は下りと平坦のコースです。事務局が世界でもっとも苛酷なハンドサイクルレースと指摘するとおり、キツイレースでした。バイスクルの性能の問題やトレーニングのやり方、課題も多くありました。
 しかし、大会関係者、選手との交流を通して、情報も得ることが出来、北海道でのハンドサイクルのレース開催の足がかりが出来たのではないかと思います。実現するまでの道のりは長いと思いますが、今後も実現に向けて頑張ります。


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☆☆☆☆☆☆☆☆☆
 加盟団体の動き
☆☆☆☆☆☆☆☆☆

ひまわり号を走らせる札幌実行委員会

砂浜散策

 ☆7月20日のひまわり号には、障害をお持ちの方87名(内、車いす49名)を含む総勢317名の皆さんが参加され、積丹名物「浜鍋」の昼食後、水中展望船・島武意海岸・砂浜散策に分かれ、特に船内では背負ってもらうなど移動に大変苦労しながらも、美しい風景と好天の中、楽しい1日を過ごしました。

(ひまわり号事務局 榛葉)

・・・ひまわり号in積丹に参加して・・・

 初めての参加で、難病、四肢麻痺、車いす常用の私にとっては、不安や心配、そして常用薬などを抱えての出発でした。
 札幌で産まれ育ち障がい者となって約18年、市内に出るのは今回が4回目。長時間、JR、バスに乗るのは初めてでした。
 丸半日以上の旅行。今回つくづく感じされられたのが、条件さえ整っていれば私のような重度障がい者でも旅行が可能だということでした。が、しかし、至れり尽くせりの旅行だったから可能で、一人旅など夢の中の話しです。家を一歩出てから帰宅するまで、全てがまだ障害だらけだと改めて思い知らされました。
 家族が同伴し、沢山のスタッフ、ボランティアの方々の力を借りたからこそ可能だったのです。一人では渡れない信号、高いタクシー代、エレベーターのない地下鉄、ヒヤッとする路肩、車いすで入れないトイレなど。バリアフリーと言われ随分整備されましたが、健常者時代には、障がい者がこれほど不自由をしているとは夢にも思いませんでした。
 週1回、通院しなくてはならない私には、交通費がとても負担です。車が足という障がい者も沢山います。時間や体力面などで、今回往復タクシーを使いましたが、障がい者割引を使っても地下鉄往復(普通料金)の7倍です。家計をやりくりする身としては、思わずため息が出ます。
 旅行などとそんな贅沢は言えません。日常生活が不自由なく送れる日々、切に願う毎日です。心のバリアも本当になくなってきているここ数年です。一人で生活できない障がい者、一日でも早く不自由なく「外」の生活が不自由と感じられない「外」となる日が来ることを願います。
 最後にひまわり号の運営委員、スタッフの方々、ボランティアの皆さん、大変お世話になり、楽しい快適な一日を過ごさせて頂き心から感謝します。有り難うございました。

外山 啓子


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☆☆☆☆☆☆☆☆☆
 加盟団体の動き
☆☆☆☆☆☆☆☆☆

めだか共同作業所

= 国土交通省様 =

 ニュースで聞いた国土交通省様の見解にショック!
 電動車いすを使っている人の交通事故が、1年前の倍に増えている。車道を走っていて事故にあうという。だから車道を使わないように、電動車いすを使っている人達へのマナーを徹底指導するのだそうである。その前にする事がありませんか?と言いたい。
 私たちの作業所では2人が車いすを使っています。一人は電動、一人は手押しの車いすです。月に一回、近くのスーパーやお店にみんなでお菓子やジュースを買いに出掛けます。
 そのときは車いすの人達は、車道の端を、知的障害の人達は、歩道をと分かれて歩きます。後から来る車を気にしながら・・・。歩道が余りにも斜めになっていて車いすでは危ないからです。その度に道路というものは車のために作られていると痛感します。(ちなみに場所は違いますが、歩道の傾斜の実態です。参照下さい)
違法駐車の列  そして違法駐車にも悩まされています。私たちは毎日午前中は近くの会社の清掃作業をして、お昼に作業所へと移動します。その間の歩道は乗り上げた車で埋まっていて「歩道を歩きなさい」とはとても言えません。冬にはその大変さが倍増します。電柱には「違法駐車・迷惑駐車防止モデル地域」と書かれた物が、何カ所も貼ってあります。作業所のすぐ近くには幼稚園もあります。どのような指導をしているのか気になる所です。
 マナーは大切です。しかし現実に歩くことの出来ない歩道になっているのです。歩道の急な斜面とデコボコの路面に路上駐車。これを何とかして頂けませんか? 国土交通省様!!


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☆☆☆☆☆☆☆☆☆
 加盟団体の動き
☆☆☆☆☆☆☆☆☆

バリアフリー・デザイン協議会

たくさんの応募をお待ちしています!
第4回バリアフリー・デザイン賞
募集期間:2003年7月10日(木)〜9月30日(火)




北海道福祉のまちづくり in 石狩
バリアフリー・エリア・フォーラム

開催日時 2003年9月14日(日曜日)
     午後1時30分〜4時30分
会  場 札幌エルプラザ 3階ホール
     札幌市北区北8条西3丁目 ※JR札幌駅北口徒歩3分、
     地下通路出口12番
     電話:011−728−1222
定  員 200名(定員になり次第締め切り)
参加費用 無料(但し、資料代として500円申し受けます)

申し込みは、ファックスまたは郵便でお願いします。

お問い合わせ・申込先
バリアフリー・デザイン協議会事務局(担当:koki)
〒011−0910
札幌市北区新琴似10条1丁目 KS10・101号
オフィス・デシジョン内
TEL 011−729−3010
FAX 011−729−3011


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移動サービス事業のための資金づくり
販売活動 順調にスタート!

販売活動も順調に注文を頂き、少しずつですが資金づくりが出来てきています。
お買い上げ頂いたみなさん!有り難うございました。
さらに、今回は『麺シリーズ 第2弾』 “島原(長崎県特産品)手延うどん・そば”を始めました。『サガミハム』同様、よろしくお願いします。

『麺シリーズ 第2弾』
手延うどん(丸)×6束
手延うどん(平)×6束  4,000円のところ 2,800円
手延うどん(丸)×3束
手延うどん(平)×3束
高級そば    ×6束  4,500円のところ 3,000円



『サガミハム シリーズ』

あらびき ポークウインナー  1,600円
ビッグ餃子          2,400円
あらびき ウインナーワイス  2,400円
炭火焼鳥           2,500円
お求め易く
・辛党ウインナー  420円
・凛麗(りんれい) 320円
・デイリー     320円

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販売品について
資料の請求・詳しいことが聞きたい方

お問い合わせ先
TEL:0123−33−1840(宮下 方)
FAX:0123−33−1850(宮下 方)

または
TEL&FAX:011−811−4136(後藤 方)
へどうぞ。



移動サービス部から

ただいま会員募集中!
○利用会員:年会費 2,000円
○賛助会員:一 口 1,000円

運転をしてくださる方
○移動サービスを担う
 運転ボランティアを募集しています。

お問い合わせ
交通権を考える連絡協議会「移動サービス部」
TEL:011−784−5235
FAX:011−784−5236
担 当:アシスト・マザー内 小谷


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事務局だより

5月13日 事務局会議            (かでる2・7)
5月16日 バリアフリー・デザイン協議会との交流会
                       (京王プラザホテル)
5月19日 移動サービス部会     (アシストセンター・マザー)
5月27日 事務局会議            (かでる2・7)
5月31日 交通権定期総会          (リンケージプラザ)
6月10日 事務局会議            (かでる2・7)
6月23日 エルプラザ視察          (エルプラザ)
6月24日 事務局会議            (かでる2・7)
7月 2日 「110番」相談箇所現地検証
7月29日 事務局会議            (かでる2・7)
8月 4日 事務局会議            (かでる2・7)
8月12日 事務局会議            (かでる2・7)
8月19日 事務局会議            (かでる2・7)
8月24日 全障研夏期学習会分科会報告    (札幌学院大学)
8月29日 事務局会議            (かでる2・7)
8月31日 札幌市歩道リフレッシュ事業現地視察(大谷地周辺)









2003年度の活動が始まりました。
会費の支払いはお早めにお願いします。


・個人会員:1,000円/年
・賛助会員:3,000円/年
・団体会員:5,000円/年

【郵便振替】
口座番号 02720−8−30720
加入者名 交通権を考える連絡協議会
  ※ 振込用紙は郵便局にあります。






編集後記

 台風がやってくる季節になりました。
 私も事務局に参加させていただいてから、今までより問題意識を持って街に出かけるようになりました。
 そして、最近“一人の声”がとても大切な事をたくさん知る出来事がありました。これからも、自分の大好きな街から、たくさんのバリアを無くしていく事を目指して行こうと、今日も、あちらこちらに、出かけて行く私です。
 これからもよろしくお願いします。

(T)


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